2.甲状腺機能検査を知る

  • 山田早耶香 Yamada, Sayaka
    群馬大学大学院 内分泌代謝内科学/Rutgers Robert Wood Johnson Medical School
    堀口和彦 Horiguchi, Kazuhiko
    群馬大学大学院 内分泌代謝内科学 講師
    山田正信 Yamada, Masanobu
    群馬大学大学院 内分泌代謝内科学/一般社団法人日本甲状腺協会 理事長
公開日:2023年7月20日
No:a0050/https://doi.org/10.57554/a0050

はじめに

 甲状腺機能検査は、主に血清のTSH値と血清甲状腺ホルモン値、特に遊離T4(FT4)値によって評価される。病態によっては、遊離T3(FT3)値も有用な場合がある。血清TSH値や血清甲状腺ホルモン値の測定にはさまざまなキットが使用され、そのキットごとに使用する測定機器も異なる。それぞれのキットには特性があり、また種々の因子が測定値に影響を及ぼす。本稿では、主に最近の筆者らの研究から得られた結果をもとに、これらの因子について概説する。

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