健常成人男性におけるぶどう糖含有ラムネ菓子摂取による血糖値推移の検証 ―オープンラベル・クロスオーバー比較試験―

伊藤真理子 1)、内田(丸木)裕子 1)、齋藤恵理子 1)、志賀遼太朗 1)、家本直季 1)、間藤 卓 2)、野田光彦 3, 4)

1)森永製菓株式会社研究所、 2)自治医科大学 医学部 救急医学講座、 3)国際医療福祉大学 市川メディカルセンター、 4)埼玉医科大学 内分泌・糖尿病内科

責任著者連絡先:伊藤真理子/〒230-8504 神奈川県横浜市鶴見区下末吉2-1-1 森永製菓株式会社/E-mail:m-yoshikawa-ja@morinaga.co.jp

公開日:2026年10月29日
糖尿病・内分泌プラクティスWeb. 2026; 4(5): x0005./J Pract Diabetes Endocrinol. 2026; 4(5): x0005.
https://doi.org/10.57554/2026-x0005
受付日:2026年7月29日/採択日:2026年9月1日
要約

目的

 本研究は、ぶどう糖含有ラムネ菓子を経口摂取した際の血糖動態を明らかにし、粉末ぶどう糖摂取時との違いを検証することを目的とする。

対象と方法

 20代の健常な日本人男性11名を対象に、オープンラベル・クロスオーバー比較試験を実施した。試験食品は、ぶどう糖を含むラムネ菓子4粒(ぶどう糖含量10.2g)と、粉末ぶどう糖2本(ぶどう糖含量10g)とし、摂取後120分まで経時的に静脈血を採取し、血糖値および血中インスリン濃度を測定した。

結果

 どちらの試験食品についても、血糖値とインスリン濃度は15分でピークに達し、60分後には初期値に戻った。各時点での血糖値、インスリン濃度について、2種類の試験食品間で有意差を認めない結果であった。

結論

 ぶどう糖を含むラムネ菓子は、通常のぶどう糖と同様に、血糖値およびインスリン濃度の上昇および推移において、同様の変化を示すことが明らかとなった。(UMIN000057195)

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