糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬)Q&A

  • 財部大輔 Takarabe, Daisuke
    南一色セントラル内科 院長
公開日:2023年10月12日

「糖尿病の各薬剤を処方する時に最低限注意するポイント(経口薬)」に関するQ&Aです。

担当している2型糖尿病患者さんに関する質問です。現在ビグアナイド薬、SGLT2阻害薬、経口GLP-1受容体作動薬、グリニド薬の処方でHbA1cは6.5%前後で良好に推移していますが、徐々に腎機能が悪化しeGFRが45程度です。今後どのようなことに気を付ければよいでしょうか?

 この患者さんは腎機能が徐々に悪化し、eGFR 45程度ですので中等度腎機能障害に当たると考えられます。これ以上腎機能障害を悪化させないためには、現在の良好な血糖コントロールを維持することは非常に重要です。しかし、腎機能の悪化に伴い、糖尿病治療薬の中には見直しが必要になってくるものもあります。
 まずは現在使用中の薬剤について、中等度腎機能障害において注意する点を、それぞれの薬剤ごとに説明していきます。

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