≪6.妊娠と内分泌疾患―特論―≫ 6-1.妊娠中に診断された原発性副甲状腺機能亢進症の治療

  • 井上玲子 Inoue, Reiko
    帝京大学ちば総合医療センター第三内科 講師
    井上大輔 Inoue, Daisuke
    帝京大学ちば総合医療センター 病院長・第三内科学講座 教授(内分泌代謝)
公開日:2024年2月20日
糖尿病・内分泌プラクティスWeb. 2024; 2(1): 0007./J Pract Diabetes Endocrinol. 2024; 2(1): 0007.
https://doi.org/10.57554/2024-0007

はじめに

 原発性副甲状腺機能亢進症(primary hyperparathyroidism:PHPT)は比較的頻度の高い内分泌疾患であり、40歳以上での発症が多く、男女比は約1:3と女性に多い 1)。そのため、妊娠可能年齢の女性や妊娠中に診断されるケースもある。高カルシウム(Ca)血症をきたしたPHPT合併妊娠では、母体および児にさまざまな合併症をきたし得る。本稿では、妊娠合併PHPTの診断・治療や母体・児への影響について解説する。

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