4.骨粗鬆症の診断と骨折リスク評価

  • 藤原佐枝子 Fujiwara, Saeko
    安田女子大学 薬学部 薬学科 教授
公開日:2023年4月6日
No:a0020/https://doi.org/10.57554/a0020

はじめに

 多くの高齢者は何らかの疾患を持っていて、内科医を受診することが多い。骨粗鬆症は高齢者に頻度が高く、それに起因する骨折はADL、QOLを損ない、要支援・要介護の主要な原因の一つになっている。しかし骨粗鬆症は、症状がなく日常的に受診していても見逃されやすく、薬物治療率は骨粗鬆症女性患者の約30%程度と低率である。
 65歳以上の人口割合が29%に達した超高齢社会において、潜在的な骨粗鬆症・骨折の危険性が高い患者を判別して、骨粗鬆症の診断・骨折リスクの評価から、薬物治療介入へつなげることは大切である。

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