褐色細胞腫の診療―褐色細胞腫・パラガングリオーマの検査と治療の最新エビデンス―

  • 田辺晶代 Tanabe, Akiyo
    国立国際医療研究センター病院 糖尿病内分泌代謝科
公開日:2023年6月13日
No:a0041/https://doi.org/10.57554/a0041

1.ポイント

・約90%は副腎に発生する褐色細胞腫、約10%は傍神経節に発生するパラガングリオーマである。
・転移・再発の予測が極めて困難であり、転移の可能性がある腫瘍に分類されている。全例で生涯にわたる再発・転移の経過観察が必要である。
・診断において、カテコールアミンと比べてカテコールアミン代謝産物であるメタネフリン・ノルメタネフリンの感度・特異度が高い。
・転移性褐色細胞腫・パラガングリオーマ(pheochromocytoma/paraganglioma:PPGL)の根治治療はいまだ存在しない。カテコールアミン過剰症状のコントロール、無増悪生存期間の延長を目標として集学的治療を行う。

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