糖尿病患者の足を守る「足の疾患センターの役割」 ―前編 医師の立場から

  • 田中里佳 Tanaka, Rica
    順天堂大学医学部附属順天堂医院 足の疾患センター センター長/順天堂大学大学院医学研究科再生医学 主任教授/順天堂大学医学部形成外科学講座 教授
公開日:2023年3月14日
No:a0025/https://doi.org/10.57554/a0025

はじめに

 糖尿病の足病変は、無症候性から不可避的な切断を伴う致命的な難治性潰瘍までさまざまである。主な病因は虚血、神経障害、および感染症であり、外傷、末梢浮腫、足の変形が加わると、糖尿病性足潰瘍の切断のリスクがさらに高まる可能性がある。単一診療科では治療困難であり、多職種、複数科がそれぞれの専門の知識を統合し、足病変から生じる症状を一つずつ順番に管理・解決して、予防から治療までチームで取り組む必要がある 1)

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