下垂体機能検査の実際

  • 渡邉涼香 Watanabe, Suzuka
    千葉大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科
    鈴木佐和子 Suzuki, Sawako
    千葉大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科 講師
公開日:2023年12月1日
No:a0090/https://doi.org/10.57554/a0090

はじめに

 下垂体は下垂体前葉ホルモンである副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、成長ホルモン(GH)、プロラクチン(PRL)と、後葉ホルモンであるバソプレシン(AVP)、オキシトシンの分泌の場である。それぞれ視床下部からの制御および標的臓器からの負のフィードバックにより常に分泌調整が行われている(図1)。そのため、ホルモンの基礎値を評価する場合はその調節因子と共に解釈する必要がある。

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